DTM・作曲体験を出展しました。

2024年7月6日 投稿者: author オフ

私の作曲活動の中で初めての経験でした。




2024年6月30日(日)に宮城県の仙台市市民活動サポートセンターにて、「マチノワPOP!UP! キュンです その出会い」が開催されました。これは社会の課題を解決したり、地域を元気にしたりするために立ち上がった、多種多様なアクションに触れられるイベントで、活動者の話やアイディアを聞いたり、活動を体験したり、お買い物をしたり…という催しでした。

そのなかで、ささきは「MUSIC HUB PROJECT」のメンバー(作曲家)として、「つながる音楽室」というコンテンツ内で、DTM・作曲の体験を出展しました。

これまで、ささきは敢えてDTMや作曲を「教える」ということに触れてきませんでした。
なぜなら、作曲は技術や知識も大切ですが、書き出される楽曲に一番重くかかってくるのが作曲者自身の人間性だからです。
これまでどんな音楽を聞いたり触れたか、また、どんな人や本、映画、ゲーム、漫画、アニメ、景色、街々に出会ったかのExperience(経験)が大切なのです。
なので、これまでDTMや作曲を始めたいというご相談には前述の内容と、「とにかく毎日(1日3〜5分でいいから)DAWに触ろう!」という、極論しかお伝えしてきませんでした。
しかし、今回はイベントで初めてのDTM・作曲体験ということで工夫を凝らしました。




絵の具の手法でワークショップ



実際思いついて当日用意したのは、絵の具の発想を応用した作曲の所作でした。
作曲の手法はDTMを使ったり使わなかったり、制作者によって百者百様です。
その中で今回は

  • コンピューターから本物の楽器とそっくりな音が出せる。
  • 楽器と楽器が重なると「曲」っぽくなる

の2点を「体験できること」としました。

使用したのはLaunchpad Xというコントローラーです。
この中には事前に音の素材を仕込んでおきました。8種類の楽器(色)×数パターンをコントローラーに配置し、どれとどれを組み合わせても違和感のない「合奏」になります。
このなかから3〜4色を絵の具を混ぜるように、自分のオリジナルのフレーズを作ろう(≒作曲)という体験を皆さんにしていただきました。

当日はささきのDTM・作曲体験以外にもオーソドックスな楽器(ギター、ピアノなど)や民族楽器の体験ブースもありましたが、DTMはやはり物珍しかったようです。たくさんの方に体験いただきました。
少しでも音楽や作曲のハードルを低く身近に感じて頂けたなら幸いです。


<お知らせ>
今回を皮切りに、いろんなイベントにDTM・作曲体験を出展してみたいと思います。
なにかビビッと感じてくださったイベントさんいらっしゃいましたらお声がけください。