AIで作曲!?

2023年4月24日 投稿者: author オフ

いわゆるAIを使ってみた

「AIで作曲できちゃうよ!」っていう話は聞いていたんだけど、自分はいわゆる手打ちの打ち込み職人なので、使うことあるかなーなんて色々模索していたところ、フリーでお手軽に使えるアプリがあったので使ってみた。

「Magenta Studio」というすぐれもので、いわゆるドラムやメロディのフレーズパターンをワンフレーズ×いくつか(←ユーザーで設定可)をボタンひとつでポトーンと産み落としてくれるよーというシンプルでお手軽な機能です。

自分も実際にメロディ機能でやってみたら「Variations」で設定した数(今回は8)×4小節のメロディが一瞬でポロポロ出てきました。8フレーズのそれぞれにつながりとかキーの統一感とかはないんですが、「本当にAIがやっちゃうんだー」という感じでした。

ひとえに作曲と言っても一人ひとりの作家さんが担う範囲は得手不得手や好み、キャパシティによってそれぞれ(メロディだけの場合もあればマスタリングまで全部の場合も)なので、AIの作曲もどこまでやるんだろうなーと不思議に思い、まあ、いろんな行程をAIでやれちゃうものもあるんだろうけど今回はこんなお手軽なものをつまみ食いしてみました。


自分はメロディ書きなので、メロディのAIって使えるんだろうかと半信半疑ではいましたが、使い方によっては結構良き相棒となってくれます。なんかワンフレーズだけをとっかかりにして後に続くフレーズや他トラック、アンサンブルを自分で継ぎ足してみたりとかすると、作曲初心者から究極の方までトレーニングになるだろうし、自分みたいな兼業タイプの作家はこれで遊ぶことによって音楽に対するブランクを予防したりとか。

作例

ちなみに今回はAIでこんな1フレーズを産み落としてもらいました。



これを聞いた時に、「あーなんとなーくリードギターかなー」と妄想するわけです笑

で、妄想を膨らまして出来たのがこれ

(タイトルなし)
作:ささきしょうたとAI



まとめ

「AIで作曲」と言われると「えー、仕事取られちゃうのー」とか「精度は大丈夫なのー?」とか勘ぐってしまうけど、お付き合いしてみると意外といい人だったりしますね笑